Windows用Rガイド

三重大学のコンピュータ教室のPCにはすでにRがインストールされていますので,以下を読む必要はありません。

Rのインストール

ご自分のWindows機にRをインストールするには,Rの配布元であるCRANサイト(日本のミラーは統数研 http://cran.ism.ac.jp/ など)にアクセスし,「Download R for Windows」→「base」とたどって,「Download R *.*.* for Windows」(* はバージョン番号)をクリックし,「保存」します。保存された R-*.*.*-win.exe というファイルを実行します。

インストーラがいろいろ聞いてきます。すべてデフォルトでもいいのですが,時間があれば,次の点を変更してください。

Rをアンインストールするには,他のソフトと同様に「コントロールパネル」の「プログラムと機能」で行います。

RStudioのインストール

Rの実行に必要ではありませんが,かっこいいフロントエンドとしてRStudioの人気が高まっています。特にデータセットのインポートが楽になります。ただし日本語対応はまだまだです(Rそのものは日本語の変数名も使えます)。必ずRを先にインストールしてから,後でRStudioをインストールしてください。

RStudioホームページの「Download RStudio」ボタンを押し,「RStudio Desktop」の「Open Source Edition」をダウンロードします(「Download RStudio Desktop」)。最新のWindows用インストーラをダウンロードして実行します。

Rの起動(生のRを使う場合)

デスクトップのR起動用アイコン(R x64 *.*.*またはR i386 *.*.*)をダブルクリックします。両方ある場合は,通常は64ビット版(x64)で大丈夫でしょう。デスクトップに見つからなければ「スタート」メニューなどから起動します。

複数のRがインストールされている場合は,最も新しいもの(*.*.* の番号の大きいもの)を起動してください。

起動したら,「編集」→「GUIプリファレンス...」で画面構成やフォントの設定を確認します。

フォント設定を適用するには「Apply」ボタンを押します。MDI・SDIの選択は「Apply」では適用されませんので,「Save...」ボタンを押してそのままの場所に「保存」し,Rをいったん終了します。

終了時に「作業スペースを保存しますか?」と聞いてきたら,「いいえ」を選びます。

設定ファイル Rconsole の保存場所は通常「ドキュメント」です。通常は最初に現れた場所に保存すればいいのですが,保存場所を移動してわからなくなった場合は,Rコンソールに getwd() と打ち込めば,標準の保存場所が例えば C:\Users\hoge\Documents のように表示されます。

Rの起動(RStudioを使う場合)

デスクトップにRStudioのアイコンがあればそれをダブルクリックします。なければスタートボタンからRStudioを起動します。

通常のRと同様に使えます。終了時に「Save workspace image to ~/.RData?」のように聞いてきたら,通常は「Don't Save」を選びます。

データファイルを読む・編集する(生のRを使う場合)

データはExcelなどで入力し,CSV形式で保存しておくのが便利です。Rに読み込むには

data1 = read.csv(file.choose())

と打ち込みます。「ファイルを選択」ダイアログボックスが現れますので,ファイルを選びます。読んだデータは data1 というデータフレームに入ります。

確認するには「編集」→「データエディタ...」です。「データフレームまたは行列の名前」と聞いてくるので,上のデータの場合は data1 と入れて「OK」します。Excelに似たデータエディタが立ち上がります。簡単なデータの修正もできます。[この作業はRコンソールに fix(data1) と打ち込んでも行うことができます。]

データを最初から入力したいときは,まずRコンソールに

data1 = data.frame()

と打ち込んで空のデータを作ってから,データエディタで編集します。ただ,データエディタはあまり使いやすくないので,Excel等で入力するほうが楽かもしれません。

データファイルを読む(RStudioを使う場合)

右上の「Workspace」ペインで「Import Dataset」→「From Text File...」を選びます。データの入っているCSVファイル(またはタブ区切り・スペース区切りファイル)を選ぶだけです。データの名前はファイル名から拡張子を除いた部分になります。「From Web URL...」でWeb上のファイルも読み込めます。デフォルトの文字コードはシフトJISです(厳密にはシフトJISのMicrosoft拡張であるCP932)です。

Rコマンダーのインストール(生のRを使う場合)

RコマンダーはRをマウスだけで使うためのパッケージです。初心者には便利かもしれません。

Rコンソールで「パッケージ」→「パッケージのインストール...」をクリックします。初回はCRANミラーサイトを聞いてきますので,日本のどこか(東京または筑波または…)を選びます。パッケージ一覧が現れますので,「Rcmdr」を選びます。

次に,Rコンソールで「パッケージ」→「パッケージの読み込み...」をクリックし,一覧から「Rcmdr」を選び「OK」します。すると,「Rcmdrが利用する次のパッケージがありません…これらのパッケージをインストールしますか?」と聞いてきますので,「はい(Y)」を押します。何か聞いてきたら「OK」で進みます。

雑多なこと

プログラムが止まらなくなった:WindowsではESCキーで止まります。

長い綴りを打つのが面倒:TABキーで補完できます。補完候補が複数ある場合はTABキーを2回押すと候補の一覧が現れます。

打ち間違えた:上向き矢印キーで戻って編集できます。


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