Python 3 インストール

Anaconda のようなパッケージ製品(無償)をインストールするのが最も簡単です。以下では Python.org のものをインストールする方法を説明します。

Windowsへのインストール

Download Python からWindows用インストーラ(32ビット用・64ビット用)をダウンロードしてインストールします。

Macへのインストール

Macの開発環境はPython 2.7を含んでいます。開発環境が入ってない場合は,ターミナルに xcode-select --install と打ち込むのが早いようです。CコンパイラやRuby,Pythonが含まれます。このPython 2.7を使わない場合でも,開発環境がないといろいろ不便ですので,ぜひ入れておきましょう。

開発環境を入れたMacで,ターミナルに

python --version

と打ち込むと,「Python 2.7.10」などと出力されます。

Python 3.xを入れるにはいくつかの方法がありますが,ここでは Download Python のOS X用のインストーラを使います。インストールすると,例えばPython 3.5なら,/Library/Frameworks/Python.framework/Versions/3.5/bin/ に実行ファイルが入り,/usr/local/bin/ からシンボリックリンクされます(シンボリックリンクは ../../../Library/… という相対リンクなので,/usr/local の実体によってはうまくリンクされないかもしれません)。また,~/.bash_profile に次のようなパス設定がアペンドされます:

# Setting PATH for Python 3.5
# The orginal version is saved in .bash_profile.pysave
PATH="/Library/Frameworks/Python.framework/Versions/3.5/bin:${PATH}"
export PATH

元の .bash_profile .bash_profile.pysave とリネームされて残ります。ターミナルをすでに起動している場合には,source ~/.bash_profile と打ち込んで,この設定を生かさなければなりません。うまくいったかどうか確かめるには,ターミナルに

python3 --version

と打ち込みます。「Python 3.5.1」などと出ればOKです。ついでに

which python3

と打ち込めば,/Library/Frameworks/Python.framework/Versions/3.5/bin/python3 であることがわかります。

インストールされるコマンドは,python3 のほかに,パッケージ管理ツール pip3 や,Python 2のコードをPython 3に変換する 2to3 などがあります。

「アプリケーション」フォルダにも Python 3.x というフォルダができます。この中にPythonのIDE(統合開発環境)「IDLE」などが入ります。

IPythonやpandasなど追加でよく使うものをインストールするには,ターミナルに

sudo pip3 install ipython pandas matplotlib pyzmq jinja2

のように打ち込みます(一般ユーザの場合はあらかじめ su 管理者の名前 と打ち込んで管理者に昇格します)。どれだけインストールできたかは,

pip3 list

で確かめられます。あるいは

pip3 list --outdated

で古いものだけリストできます。更新するには,例えば

sudo pip3 install --upgrade ipython pandas

のようにします。

プロットライブラリmatplotlibで使うフォントの設定については,このページが参考になります。具体的には,ターミナルに

mkdir ~/.matplotlib
cp /Library/Frameworks/Python.framework/Versions/3.5/lib/python3.5/site-packages/matplotlib/mpl-data/matplotlibrc ~/.matplotlib/

と打ち込み,~/.matplotlib/matplotlibrc というテキストファイルをテキストエディタで開いて,

#font.family         : sans-serif

と書かれた行を見つけます。標準フォントを例えばヒラギノ角ゴシックProNにするには,この行の下あたりに

font.family	     : Hiragino Kaku Gothic ProN

と書き加えます。ただし,PDF出力にはTrueTypeフォントしか使えないようなので,PDF出力をよく使うなら,IPAexフォント/IPAフォントのサイトから例えばIPAexゴシックをダウンロードして展開し,

sudo cp -a ipaexg.ttf /Library/Frameworks/Python.framework/Versions/3.4/lib/python3.4/site-packages/matplotlib/mpl-data/fonts/ttf/

のようにしてコピーまたは移動し,~/.matplotlib/matplotlibrc には

font.family	     : IPAexGothic

と書いておきます(もしうまく読み込めないようなら ~/.matplotlib/fontList.py3k.cache をいったん消します)。

Linux/Unixへのインストール

ソースからインストールするには,Download Python からソースのtarballをいただいてきて展開し,その中で次のように打ち込むだけです。

./configure
make
make test
make install

実行ファイルは /usr/local/bin に入りますので,そこにパスを通しておきます。

現時点では make test で socket.gethostbyname('испытание.python.org') がエラーになります。