Emacs(イーマックス)は,Linux(一般にUNIX)でよく使われるテキストエディタ(文書入力ソフト)です。
昔はEmacsを日本語化したNEmacsやMule(ミュール)がありましたが,今はEmacsに一本化されています。
Emacs を起動してファイルを編集するには
emacs ファイル名と打ち込みます。
Emacsの操作は Ctrl(コントロール)キーなどを併用したキー入力で行います。 たとえば Ctrl + D(Ctrl キーを押しながら D キーを叩く)が1文字削除です。 いちいち Ctrl + D と書くのは面倒なので,Emacsの解説書ではこれを C-d と書くことになっています。 同様に,1語削除は Alt + D ですが,これらを M-d と書きます。 M は昔の Meta キーにちなむものです。 なお,Alt が使えない端末ではたとえば M-d は Esc(エスケープキー)を叩いてから D を叩きます。
オリジナルのEmacsの設定では C-h が「ヘルプ」(解説表示)ですが, 設定で C-h を「バックスペース」(後退削除)にしてあることがよくあります。 この場合、ヘルプは M-x help と入力します (Alt + x とすると最下行に M-x と出て, その右にカーソルが来ますので, キーボードから help[Enter] と入力します。
ヘルプには何種類もありますが,一番初心者向けのヘルプは, チュートリアル(自習書)という名前のものです。 M-x help[Enter] してから t キーを叩くと,日本語の丁寧な解説が現れます。 これを一通り読めばEmacsの使い方はわかります。
Emacsでよく使うキー操作をまとめておきます(SPC はスペース)。
C-x C-f 開く C-x C-s 保存 C-x C-w 名前を付けて(変えて)保存 C-x k 閉じる C-x C-c 終了 C-x i カーソル位置へのファイルの挿入 C-SPC 位置をマーク M-w コピー(マーク点から現在のカーソル位置まで) C-w カット(マーク点から現在のカーソル位置まで) C-k 行末までカット C-k C-k (行の先頭で)1行カット C-y ペースト C-x u アンドゥー(戻す) M-q 段落の整形 C-g キャンセル
Last modified: 2004-07-27 16:23:28