評価、今後の課題

評価

 私は利用者の立方 体切断問題に対する理解が深まるようなグラフィックスの作成を本論文で目標にしてきた。そして、完成したグラフィックスはその目標を達成していると感じて いる。残念な事に時間的な理由から、利用してもらいアンケートを採るということが出来ず、周りの少人数の意見しか集められなかったが、利用してもらった感 想は「理解が深まる」「利用しやすい」というものだった。また、立方体切断問題を扱った既存のwebペー ジ上のグラフィックスと比べてみても、その差は歴然だと自負している。実際に比べてもらえれば分かることだが具体的には、三点の定め方、その三点の動かし 方、及びサーフェスモデル利用の表現の違いである。既存のグラフィックスでは、三点の定め方について初めから固定してあるもの、決まった場所しか選択でき ないなど利用者本位ではないものだった。またその動かし方も、三点が存在する稜線上でしか動かないもの、スクロールバーを動かすことで三点が決まった動き をするなどかなりの制限があった。しかし、私の作成したグラフィックでは、稜線上であればどこでも好きな位置を三点に定める事ができ、動かし方も稜線上で あれば自由に動かすことが出来る。さらに、サーフェスモデルを適用したことで立方体が切断された後の立体の様子を表現する事に成功した。これらの事で切断 面の変化の様子を既存のグラフィックスより、さまざまな角度からより多く見ることができ、利用者は立方体切断問題の直感的な見方、考えをより深めることが できる。
 しかし、作成したグラフィックスにはソースプログラム構成に関して問題点がある。それは知識、経験が不足していたため効率的、汎用的に優れたものが出来 なかったという点にある。そのため処理能力が高いコンピュータでプログラムを動かせば問題がないが、そうでないもので動かした時にマウスの動きとイベント 処理の間に時間差が生じてしまい、画面変化がマウスの動きに合っていないという事態が起こる。

今後の課題

 評価でも記述した ようにソースプログラム構成の問題点解決する課題がある。効率的にプログラムが動くように考えることでコンピュータの性能に関わらず理想的なグラフィック スを利用者に提供でき、また汎用的なプログラムを作ることで他の多面体切断のプログラムを作成するとき役に立ち、そのプログラムを利用したグラフィックス は必ず利用者の空間図形の理解を深めるものになると考える。
 評価でも記述したように時間的な理由から、利用してもらいアンケートを採るということが出来なかったが、それを行う事で今回作成したグラフィックスの私 には分からなかった欠点が見えそれを改善する事でより利用者に立方体切断問題の理解が深まるグラフィックスが出来るのではないかと考える。

 


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