前口上

http://ce.decode.waseda.ac.jp/ML/informationstudy/mail7.html の [informationstudy:01697] から始まる一連の議論の中で出てきた、 「『Wordの正しい使い方』を教える教材作り」に関する Wiki です。

by tatsumi

議論の一部

とりあえず奥村の投稿したものの抜粋:


  1. いわゆる半角カナは使わない
  2. いわゆる全角文字で英数字を綴らない(少なくとも横書き時は)
  3. 和文はボールドや斜体のような機械的変形を使わず,書体を変える
  4. 空白文字を使わず,インデントやタブを使う

3については、もう少しお教えください。

まずボールド体については,欧文書体の場合は,Windowsでも,よく使われる 書体については本物のボールド体が入っており,[B]ボタンを押すとその書 体に切り替わります。

ところが,和文書体についてはWordは単に機械的ににじませるだけというイン チキをやっており,画面上ではそれなりに見えていても,高解像度のプリンタ で出すと,少しだけずらした文字を3回ほど出力することによってにじませて いるだけなので,よく見るとたいへんみっともなく,これを使うのは業界では タコということになっています。PDFをテキスト化したもので同じ文字が3回ず つ並んでいることがあるのは,これが原因だと思います。

Windows上でWordで書く場合は,本文はMS明朝(欧文はCenturyまたはTimes New),見出し等は(MS明朝の機械的ボールドではなく)MSゴシック(欧文は Arial),もしもっと太いほうがよければ,(MSゴシックの機械的ボールドで はなく)HGS創英角ゴシックUBという書体(とArialのボールド)を使うことに なります。同じWordでも,Mac OS X上では美しいヒラギノ6書体が使えますの で,もっと選択肢は広がります。

斜体については,欧文ではたとえばTimesとTimes Italicはまったく別書体で, 機械的な斜体ではありませんが,和文については機械的な変形になってしまい ます。まともなプリンタにはアフィン変換の機能があるので見栄え的には斜体 はボールドほど禁忌ではありませんが,それ以上に,文化として日本語では斜 体で欧文のイタリック体のような引用や強調を表すという伝統がないことが, 和文では斜体を使うべからずといわれる一番の理由だろうと思います。通常は, 斜体にする代わりに圏点を付けたり〈〉で囲んだりします。

もっとも,欧文でもCenturyを選択して[I]を押してもCentury Italicにな らず機械的斜体になるのはWordの問題点の一つです。 ←つーか,WindowsにCenturyが1書体しか乗ってないからです。 [B]も機械的ボールドです。

Windows Vistaのメイリオはtrueボールドが備わっているそうです。


昼飯を食べながら考えたんですが,うーん,こんなに明白な間違ったWordの使 い方が巷では普通に行われていて誰も疑問を持っていない,これは問題だ。

どなたか(あるいはこの研究会で)『Wordの正しい使い方――こうしないと水 島先生は単位をくれません』なんて本を書きませんか。大学のリテラシーの教 科書にして,高校の先生にもどこかで必読書に指定してもらって……。


水島先生が冬休みには書いてくださるそうである。

その他

文献

リンク 大学などのWordの説明ページ

コメント



Last-modified: 2007-02-13 (火) 22:49:53 (3452d)